斉藤大介
学ぶことの楽しさを自分で見つけることがとても大事③
高校の英語教師は、思っていたよりも百倍大変でした笑。大学である程度は英語ができるようになったと自負していましたが、自分で勉強するのと、自分が教えるのでは、天と地の差があり、私の授業は最悪でした。誰もまともに聞いてくれない。1年目で体重が5キロくらい減りました。へこたれそうになりましたが、授業がダメならその他のことを頑張ろうと思い、部活動(サッカー・野球)や生徒会の顧問として、力の限り働きました。いろいろなことを一から学びました。すると不思議なもので、そんな私の姿を見てか、生徒たちが少しずつ私の授業にきちんと参加してくれるようになったのです。
私は大きな勘違いをしていました。先生になることがゴールだと思っていたけど、先生になったことがスタートだったんです。そう気づいたことで、私の人生はガラリと変わりました。知らないことやできないことを学ぶって、めっちゃ楽しい!どんなときでも、そう思えるようになりました。
結局、公立高校の教員は、15年で辞めました。理由は、もっといろいろなことに挑戦し、学びたかったからです。その後は、不登校の子供たちが多く通う通信制高校で働き、
ここでも貴重な経験をしました。小学校から学校へ行っていなかった子が高校を皆勤賞で卒業したり、友達作りが苦手な子が生徒会長になったり、本当に奇跡のような場面を何度も見ることができました。そんな子どもたちは、みんな、自分で学ぶことの楽しさを見つけた子どもたちでした。
そして、今、私は自分で「学ぶことの楽しさを自分で見つけられる場所」を作ろうと思っています。学びサポートセンターおーでぃなりで、一緒に見つけませんか?あなただけの楽しさを!
